2012年11月4日 川内文化祭 「釜湯の舞」撮影

小道具や演出に凝った舞台でしたが、残念ながら動画はありません。




釜湯の舞とは・・・

大釜の湯を用いて繭より糸を引き、染色し糸枠に巻き上げる。
染めた糸にて丁寧に、仁田山紬を織り上げ、神前に奉納する。
 抜粋

機織機は故障品をオークションで落札し修復しました。
大釜は仲間の家に放置されていた鉄の大釜です。すごく・・・重いです。
枠をそれっぽく囲みました。

釜の煙を再現するためにドライアイスを用いました。
初の試みでした。
なかなか思うように煙が広がらず試行錯誤した結果・・・、

ドライアイスは前日に購入。
舞台の直前に大釜に熱湯を注ぎ、釜内部のお湯に浸からない位置に
ドライアイスを入れた振りざるを吊しておきます。
そうして、煙が欲しい場面でそっと振りざるをお湯に浸ければ、
観客席からは一瞬で煙が出現したように見えます。

しかし、このままでは煙が釜の内部に底流してしまうため、
事前に電池式の小型の送風機をオンにして、内部に吊すことで解決しました。

※今後もドライアイスを用いるかは未定です。